さだまさしが歌う唱歌・童謡集

さだまさし( 佐田雅志 ) さだまさしが歌う唱歌・童謡集歌詞
1.ふきのとうのうた

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

ふきのとうが 咲いたよ
春は もうそこまで
君の笑顔に 似ているね
水辺で 輝いたよ

僕を忘れちゃ いやだよ
季節が 過ぎても
時々でいいから 少し
思い出してね


2.早春賦


3.仰げば尊し


4.おぼろ月夜


5.さくら


6.花


7.荒城の月


8.この道


9.シャボン玉


10.みかんの花咲く丘


11.夏は来ぬ


12.ゆりかごのうた


13.椰子の実


14.浜辺の歌


15.浜千鳥


16.赤とんぼ


17.小さい秋みちけた


18.里の秋


19.故郷


20.紅葉


21.叱られて


22.冬景色


23.ペチカ


24.通りゃんせ


25.山ざくらのうた

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

かあさんが好きだった 山ざくらの花は
今年も里より少し遅れて きれいに咲きました
新しいランドセル 小川に写ります
ねこやなぎの芽がふくらんで 春は静かに咲きました
たらの芽を摘み乍ら あなたに手を引かれ
歩いた山の深みどりは 今もかわらない
草笛はなつかしい故里の唄

夏休み 水遊び 牛がえるの声は
泥まみれで帰った時 かあさんの困った顔
盆踊り 新しいかすりの浴衣着て
転んだ膝小僧に あなたの赤チンキの匂いがした
麦わら帽 カブト虫 夕立ち 拾った仔犬
しかられて泣き乍らみつめた 赤い夕焼け
遠花火消ゆるあたりは母の里

稲刈り 栗 柿にカラス瓜
やきいも りんどう そして紅葉
あの子の吐く息 白い霜 やがて雪
あたたかな あたたかな あなたのような
膝のぬくもりが私にも もてるでしょうか
ささやかなしあわせ くるでしょうか

かあさんの好きだった 山ざくらの花は
今年も里より少し遅れて きれいに咲きました